二度目の初恋
竹内亮太(たけうちりょうた)は私の隣に住んでいる幼なじみだ。
幼稚園から高校までずっと一緒で、何でも話せる唯一の異性だった。
幼稚園の時「円(まどか)ちゃんと結婚する」ってコスモス組のみんなの前で
公開プロポーズしてくれたし、小学校の自然教室で同じ班になったときだって
「円が同じ班で安心する」って言ってくれた。
中学3年の修学旅行の時だって同じ班にはなれなかったけど
私の為にプレゼントを買ってくれた・・・・・・
もちろん私にだけよ!
偶然だけど高校だって同じでいつも一緒に登下校してた。
どちらかが部活で遅くなっても待ってたし、それが当たり前だった。
亮太はとびきりイケメンではない。
ランクで言えば中の上くらいだ。当時はニキビが酷くて
私の知る限り、女の子に告白されたことだってなかった。
だけど私にとって亮太はどんな男の子よりもかっこよかった。
その後、亮太は美大に進学したが、その頃にはニキビもなくなり
そこそこかっこよくなっていた。
亮太は一つの事に没頭するタイプで
合コンよりも作品を作る事に力を入れてたため凄く真面目な学生だった。
私はというと・・・・・・
管理栄養士の資格を取る為に大学に進学した。
そもそもなぜ栄養管理士を目指したかというとすべては亮太の為だった。
私の作った料理を美味しい美味しいと言って食べる亮太の笑顔を
もっと見たかったからで。だったら仕事に役立つ資格をと・・・
その後亮太は美大在学中にネットに投稿したイラストが出版社の目に止まったのが
きっかけでイラストレーターになった。
私は亮太との結婚を夢見、花嫁修業も兼ねて家政婦になった。
といっても私の就職先は単なる家政婦紹介所ではない。
セレブ御用達で、一般ピープルや紹介状のない人は利用できない
「竹原家政婦紹介所」だ。
幼稚園から高校までずっと一緒で、何でも話せる唯一の異性だった。
幼稚園の時「円(まどか)ちゃんと結婚する」ってコスモス組のみんなの前で
公開プロポーズしてくれたし、小学校の自然教室で同じ班になったときだって
「円が同じ班で安心する」って言ってくれた。
中学3年の修学旅行の時だって同じ班にはなれなかったけど
私の為にプレゼントを買ってくれた・・・・・・
もちろん私にだけよ!
偶然だけど高校だって同じでいつも一緒に登下校してた。
どちらかが部活で遅くなっても待ってたし、それが当たり前だった。
亮太はとびきりイケメンではない。
ランクで言えば中の上くらいだ。当時はニキビが酷くて
私の知る限り、女の子に告白されたことだってなかった。
だけど私にとって亮太はどんな男の子よりもかっこよかった。
その後、亮太は美大に進学したが、その頃にはニキビもなくなり
そこそこかっこよくなっていた。
亮太は一つの事に没頭するタイプで
合コンよりも作品を作る事に力を入れてたため凄く真面目な学生だった。
私はというと・・・・・・
管理栄養士の資格を取る為に大学に進学した。
そもそもなぜ栄養管理士を目指したかというとすべては亮太の為だった。
私の作った料理を美味しい美味しいと言って食べる亮太の笑顔を
もっと見たかったからで。だったら仕事に役立つ資格をと・・・
その後亮太は美大在学中にネットに投稿したイラストが出版社の目に止まったのが
きっかけでイラストレーターになった。
私は亮太との結婚を夢見、花嫁修業も兼ねて家政婦になった。
といっても私の就職先は単なる家政婦紹介所ではない。
セレブ御用達で、一般ピープルや紹介状のない人は利用できない
「竹原家政婦紹介所」だ。