二度目の初恋
オンとオフの境界線
翌朝、時任さんのお宅に伺うと不在だった。仕事に行ったのだろう。
その代わりにテーブルの上にはメモがあった。
『シャンプーがなくなったからお願いします。
晩飯パスタが食べたい』
カエルのイラストの入った付せんに男の人にしては
女性らしい綺麗な字・・・ギャップを感じ思わず眠気も吹っ飛んだ。
昨夜ははっきり言って眠れなかった。
家政婦初日で疲れているはずなのだが27年生きてきて
初めて男性に抱き寄せられたり、甘い声で囁かれたり。
思い出しただけで真っ赤になったりドキドキしていたら
目が冴えてしまった。
でもそれだけではない。
私と時任さんを見る嬉しそうな亮太の顔も頭から離れなかった。
私の思いなど全く気付いてなかったんだなと思うと
切なくなった。
でも前に進まなきゃ行けないし、そのために今私はここにいるんだから協力してくれる
時任さんのためにもちゃんとリセットしなければと
私は大きく深呼吸をすると早速、バッグからエプロンを取り出し
身につける。
その代わりにテーブルの上にはメモがあった。
『シャンプーがなくなったからお願いします。
晩飯パスタが食べたい』
カエルのイラストの入った付せんに男の人にしては
女性らしい綺麗な字・・・ギャップを感じ思わず眠気も吹っ飛んだ。
昨夜ははっきり言って眠れなかった。
家政婦初日で疲れているはずなのだが27年生きてきて
初めて男性に抱き寄せられたり、甘い声で囁かれたり。
思い出しただけで真っ赤になったりドキドキしていたら
目が冴えてしまった。
でもそれだけではない。
私と時任さんを見る嬉しそうな亮太の顔も頭から離れなかった。
私の思いなど全く気付いてなかったんだなと思うと
切なくなった。
でも前に進まなきゃ行けないし、そのために今私はここにいるんだから協力してくれる
時任さんのためにもちゃんとリセットしなければと
私は大きく深呼吸をすると早速、バッグからエプロンを取り出し
身につける。