二度目の初恋
「帰せないって言われても・・・帰らないと」
っていうか私にどうしろと言うのだろう。もしかして一緒にタクシーに乗ってくれるとか?
「今日は泊まってけよ」
・・・と・・・泊まる?
「え?!泊まる?無理、無理無理」
首を思い切り左右に振って拒否したが時任さんは手を離そうとしない。
「なんで?」
不機嫌そうに私を見つめる。
「何でって・・・男の人の家に泊まるなんてあり得ないし・・・泊まったことも・・・ないし・・・」
時任さんは私の目をじーっと見つめると小さく溜息をついた。
「別に円とどうこうしたいとか思ってないよ。悪いけど女には不自由していないからね。
・・・俺は純粋に女性が夜中に一人で帰るのは危険だから泊まってけって言ってるだけ・・・」
時任さんは勘違いすんなと言いたげな目で
私を見ると、掴んでいた手を離し立ち上がると自室の方へと歩き出した。
何もないと言われてホッとしているはずなのに心のどこかで断言された事に対して
ショック感じていた。
っていうかなんでショックを受けなきゃいけないの?
別に時任さんに対して特別な感情など持っていないのに・・・
それどころか心配してくれてるんだからここはご厚意に感謝すべきなんだろうけど
自分の担当するお客様の家に泊まるというのは
アリなの?いやいや、こんなこと所長に知られたらクビかもしれない。
どうしよう~~
っていうか私にどうしろと言うのだろう。もしかして一緒にタクシーに乗ってくれるとか?
「今日は泊まってけよ」
・・・と・・・泊まる?
「え?!泊まる?無理、無理無理」
首を思い切り左右に振って拒否したが時任さんは手を離そうとしない。
「なんで?」
不機嫌そうに私を見つめる。
「何でって・・・男の人の家に泊まるなんてあり得ないし・・・泊まったことも・・・ないし・・・」
時任さんは私の目をじーっと見つめると小さく溜息をついた。
「別に円とどうこうしたいとか思ってないよ。悪いけど女には不自由していないからね。
・・・俺は純粋に女性が夜中に一人で帰るのは危険だから泊まってけって言ってるだけ・・・」
時任さんは勘違いすんなと言いたげな目で
私を見ると、掴んでいた手を離し立ち上がると自室の方へと歩き出した。
何もないと言われてホッとしているはずなのに心のどこかで断言された事に対して
ショック感じていた。
っていうかなんでショックを受けなきゃいけないの?
別に時任さんに対して特別な感情など持っていないのに・・・
それどころか心配してくれてるんだからここはご厚意に感謝すべきなんだろうけど
自分の担当するお客様の家に泊まるというのは
アリなの?いやいや、こんなこと所長に知られたらクビかもしれない。
どうしよう~~