二度目の初恋
時任さんだとパッと顔を上げると…時任さんではない見知らぬ男の人だった。
男性は私と同い年ぐらい?…いや年下に見える。
その男性はにこにこしながら何やら話しかけてきたが
イヤホンから流れる音楽で聞こえなかったため片方のイヤホンを外す。
「なんですか?」
「お姉さん、一人でしょ?」
男性はニヤリと笑った。
私は即座に「人と待ち合わせです」と否定したが男性は
「え~?本当に?でもさっきからずーっといるよね。
どうせ暇してるならさ~俺と一緒にお話ししない?ね?」と一方的に話し、
私の腕をつかんだ。
え?これってもしかしてナンパってやつ?
でもナンパってこんないきなり腕を掴んだりするの?
「あの…本当に私、人と待ち合わせをしてるんで」
捕まれた腕を手前に引っ張るようにしながら振りほどこうとしたけど
意外に強くて全く離れようとしない。
しかも周りの人は困ってる私を見ているだけだ。
どうしたらいいの?
男性はまわりなど全く気にする様子もなくぐいぐい話してくる。
「そんなに嫌がらなくてもいいじゃん。ねっ、座れるところで
おはなししよ~よ」
嫌だ。ここから逃げ出したい。
どうしよう…時任さん早く来て!時任さん!
男性は私と同い年ぐらい?…いや年下に見える。
その男性はにこにこしながら何やら話しかけてきたが
イヤホンから流れる音楽で聞こえなかったため片方のイヤホンを外す。
「なんですか?」
「お姉さん、一人でしょ?」
男性はニヤリと笑った。
私は即座に「人と待ち合わせです」と否定したが男性は
「え~?本当に?でもさっきからずーっといるよね。
どうせ暇してるならさ~俺と一緒にお話ししない?ね?」と一方的に話し、
私の腕をつかんだ。
え?これってもしかしてナンパってやつ?
でもナンパってこんないきなり腕を掴んだりするの?
「あの…本当に私、人と待ち合わせをしてるんで」
捕まれた腕を手前に引っ張るようにしながら振りほどこうとしたけど
意外に強くて全く離れようとしない。
しかも周りの人は困ってる私を見ているだけだ。
どうしたらいいの?
男性はまわりなど全く気にする様子もなくぐいぐい話してくる。
「そんなに嫌がらなくてもいいじゃん。ねっ、座れるところで
おはなししよ~よ」
嫌だ。ここから逃げ出したい。
どうしよう…時任さん早く来て!時任さん!