二度目の初恋
1年前・・・
「あのさ・・・ちょっと相談があるんだけど」
亮太から珍しく電話がきたとおもったらこれまた珍しく・・・
いや初めてかもしれない相談を持ちかけられた。
どうやらあまり人に聞かれたくないらしく
俺のマンションで話を聞くことになった。
亮太は伏せられたフォトフレームに気づき写真を見る。
「懐かしいな~。でもなんで伏せてんの?もしかして
お前まだしおりのこと・・・」
「あいつのことはもうなんとも思ってねーよ」
俺はすぐに否定した。
だが亮太は納得していないようで
「じゃあ、なんで伏せてんの?」としつこく聞いてきた。
俺は冷蔵庫から持ってきた缶ビールの1つを亮太に差し出しながら
「彼女が出来るまでこうしてるだけ」と答え
ビールを一気に飲んだ。
そしてカラになった缶を
ゴミ箱にシュートするように投げ入れる。
「で?相談ってなに?」
と話をふる。
亮太はさっきまでの明るさが消え少し浮かない顔で俺の向かい側の椅子に座ると
小さく深呼吸した。
「俺・・・結婚しようと思って・・・」
正直びっくりした。
「あのさ・・・ちょっと相談があるんだけど」
亮太から珍しく電話がきたとおもったらこれまた珍しく・・・
いや初めてかもしれない相談を持ちかけられた。
どうやらあまり人に聞かれたくないらしく
俺のマンションで話を聞くことになった。
亮太は伏せられたフォトフレームに気づき写真を見る。
「懐かしいな~。でもなんで伏せてんの?もしかして
お前まだしおりのこと・・・」
「あいつのことはもうなんとも思ってねーよ」
俺はすぐに否定した。
だが亮太は納得していないようで
「じゃあ、なんで伏せてんの?」としつこく聞いてきた。
俺は冷蔵庫から持ってきた缶ビールの1つを亮太に差し出しながら
「彼女が出来るまでこうしてるだけ」と答え
ビールを一気に飲んだ。
そしてカラになった缶を
ゴミ箱にシュートするように投げ入れる。
「で?相談ってなに?」
と話をふる。
亮太はさっきまでの明るさが消え少し浮かない顔で俺の向かい側の椅子に座ると
小さく深呼吸した。
「俺・・・結婚しようと思って・・・」
正直びっくりした。