守神と大黒柱と示指?

6.立て直し効果…

検査課の全体像がやっと理解できるようになってきた。

そこで、工程の改善は今後も進めていくとして、月次の個人目標を明確にした方がモチベーションを上げられるだろうと思っている。全体的な目標を掲げて、その数字は理解しやすいもので、単純に計算ができるものであること。


複雑なことを百篇言っても聞く側が用意できていなければ無駄だと思ったし、単純に言える言葉の方が良い。

単純に毎月1千万円の売上を上げる目標にする。

この数字を個人レベルに「落として、目標を設定する。

明確な目標設定にした!

これを達成して、かつ外注の短期人事権を主任に委譲したことで、小まめに人件費を抑制できたことで、利益は後で付いてきた。

Tape事業は、部品の検査とは大きく異なり、装置単位での動作検証をし、バージョン管理して必要なアップ数にして出荷するような仕事なので、他の検査する仕事とは大きく違っている。

大型のTape装置から小型のカセットテープまである。

富士通・NECなどの大手の品質保証部門に納品したものを先方が検査して、不一致であるとしてクレームが発生する!

本当は、どちらが間違っているのか戦わなければならないのが、当社からHelp社への情報は誤ることが優先していることに担当者は不満を持っている。

Tape事業から毎日のようにミスが連発され、その度にクレーム・調査・改善の要求を担当者から突きつけられることが多くなった。

ミスの原因は、単純な見落としによるバージョン変更の間違いだが、最初のうちは新しく入った人がミスを犯したものと思っていたが、一向にミスが減らない現状を考えると古いメンバーに問題がある可能性が高いと考え、止めてもらっても構わないように引継ぎさせなければならない。

人件費は余計にかかったが、もう一人引継ぎをさせながら準備し、派遣会社にも事情を説明して、すぐに止めてもらった。

それからは、連続したミスは発生しなくなった。

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