守神と大黒柱と示指?
2.何故か新しい力が…?
手術室に入った時。
2回目という余裕なのか、手術室にあった手術用顕微鏡の近くまで行かせて貰った。
医者のTVドラマに出てくるような顕微鏡だった。
「この顕微鏡は高いんですよ、大黒柱さんは2回も使うので…」と医者が言った。
前回と同じように手術が開始された。
病室の看護師と手術室の看護師とは違っていて、最初の手術の時には気づかなかったが、今回の再手術ではやさしい看護師がついてくれて、天使のようだった。
「寒くないですか~」とか、「眠らないでくださいね~」とか声を掛けてくれる。
手術室の患者、特に局部麻酔をかけられた患者は孤独だ。
医者が言っている言葉に相槌を打つのもまずいだろうし、寝るのも駄目となったらどうしたらよいのだろう?
しかし、今回の手術もおそれているように、1時間で終わる予定が、倍の2時間になった。
そのため、恐れていた麻酔切れで、「痛―~い!」が始まった。
やっぱり、延長になりましたね?
「先生、そろそろ麻酔が切れますけど大丈夫ですか?」と大黒柱。
「もう少しがまんして!」と医者。
「先生、麻酔切れますよ!」と大黒柱。
「もう少し頑張れ!」と医者。
「麻酔切れまし~た。う~ッ!」と大黒柱が最大限に我慢している。
「大黒柱さん!頑張りましょうね!」と天使の看護師が励ましてくれた。
「しょうがないなあ。麻酔追加するか?」と医者。
だったら、切れる前に麻酔を打ってくれれば痛くないのに…。
でも、麻酔が切れてからの注射は痛いんだから!
また、3回くらい麻酔をして、手術の続きをやっている。
今回は、何となくですが、主治医とは別の医者が最終的には処置してくれたと思う。
しかし、天使の看護師さん、メガネが無いので顔が全然見えないんです。
病院内ですれ違っても挨拶しないと思いますが、ごめんなさいね!
先に、誤っておきます。
と漫才のようなことをやりながらも順調に手術は終わった。
*
2回目という余裕なのか、手術室にあった手術用顕微鏡の近くまで行かせて貰った。
医者のTVドラマに出てくるような顕微鏡だった。
「この顕微鏡は高いんですよ、大黒柱さんは2回も使うので…」と医者が言った。
前回と同じように手術が開始された。
病室の看護師と手術室の看護師とは違っていて、最初の手術の時には気づかなかったが、今回の再手術ではやさしい看護師がついてくれて、天使のようだった。
「寒くないですか~」とか、「眠らないでくださいね~」とか声を掛けてくれる。
手術室の患者、特に局部麻酔をかけられた患者は孤独だ。
医者が言っている言葉に相槌を打つのもまずいだろうし、寝るのも駄目となったらどうしたらよいのだろう?
しかし、今回の手術もおそれているように、1時間で終わる予定が、倍の2時間になった。
そのため、恐れていた麻酔切れで、「痛―~い!」が始まった。
やっぱり、延長になりましたね?
「先生、そろそろ麻酔が切れますけど大丈夫ですか?」と大黒柱。
「もう少しがまんして!」と医者。
「先生、麻酔切れますよ!」と大黒柱。
「もう少し頑張れ!」と医者。
「麻酔切れまし~た。う~ッ!」と大黒柱が最大限に我慢している。
「大黒柱さん!頑張りましょうね!」と天使の看護師が励ましてくれた。
「しょうがないなあ。麻酔追加するか?」と医者。
だったら、切れる前に麻酔を打ってくれれば痛くないのに…。
でも、麻酔が切れてからの注射は痛いんだから!
また、3回くらい麻酔をして、手術の続きをやっている。
今回は、何となくですが、主治医とは別の医者が最終的には処置してくれたと思う。
しかし、天使の看護師さん、メガネが無いので顔が全然見えないんです。
病院内ですれ違っても挨拶しないと思いますが、ごめんなさいね!
先に、誤っておきます。
と漫才のようなことをやりながらも順調に手術は終わった。
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