守神と大黒柱と示指?
5.電動ノコギリを仲間に託す
朝晩、見ないようにしていた電動ノコギリも、そこにあると考えただけで怖い死神が出てきていたのが、やっと少し慣れてきたのか出現する回数が減ってきた。
少しずつ電動ノコギリを収納している棚に近づき、もう少しで手が届きそうな距離まできたのに、そこから手が伸びない。
仕切りなおしをするため、一旦下がって、再度挑戦とばかりに、勢いを付けて電動ノコギリの取っ手を掴んだ。
相当雨に濡れて錆が出ていると思ったら、新品に近い状態で、歯の部分は傾斜で光が増して、また斬られそうな感覚に陥り、恐怖から涙がでてきた。
何故かどんどん、涙が出てくる。
歯が付いたまましまってあるので、歯を外して物置にしまおうとしたが、涙が止まらない。
これ以上、何かをするのは危険だ。
何だか分からないが、ガクガク震えが来て、精神的にも危険な状態だと判断した。
やっぱり、電動ノコギリは近くに置いておけないと思った。
だから、申し訳ないがボランティアの仲間に携帯電話から連絡し、「電動ノコギリを目の届かないところに隠したい」と、電話したら来週家まで取りにきてくれることになった。
でも、預かってくれる人も気持ちの良いものではないので、使用できないとのことであった。
そりゃ、そうだ!
申し訳ない!
一応、電動ノコギリは目の前から消える!
多分、戻ってこないだろうし、妻も同様で見つけたら大変なことになるだろう。
電動ノコギリを仲間に託した数日後のこと。
作業台を設営し、手動のノコギリで木材を切っていた時、接合してもらった人差し指をノコギリが間違って切っているのをスローモーションのように見てしまった。
一度目はノコギリを引いた時で少し時間が空いて出血してきたが、すでにノコギリは折り返しに入っていて押す時にもう一度同じ場所を切っていた。
この時点では人差し指に神経が無かったので、痛みは感じなかった。
「やばい、バンドエイド?」と考えるのと同時に、妻に見つかるとヤバイ!
止血のためと出血を隠すために、指を口で銜えて2階の薬箱を探しに。
2階に上がって行くと妻がテレビの前にいた!
薬箱は、テレビの下だ!
なんて間が悪いんだ…。
少しずつ電動ノコギリを収納している棚に近づき、もう少しで手が届きそうな距離まできたのに、そこから手が伸びない。
仕切りなおしをするため、一旦下がって、再度挑戦とばかりに、勢いを付けて電動ノコギリの取っ手を掴んだ。
相当雨に濡れて錆が出ていると思ったら、新品に近い状態で、歯の部分は傾斜で光が増して、また斬られそうな感覚に陥り、恐怖から涙がでてきた。
何故かどんどん、涙が出てくる。
歯が付いたまましまってあるので、歯を外して物置にしまおうとしたが、涙が止まらない。
これ以上、何かをするのは危険だ。
何だか分からないが、ガクガク震えが来て、精神的にも危険な状態だと判断した。
やっぱり、電動ノコギリは近くに置いておけないと思った。
だから、申し訳ないがボランティアの仲間に携帯電話から連絡し、「電動ノコギリを目の届かないところに隠したい」と、電話したら来週家まで取りにきてくれることになった。
でも、預かってくれる人も気持ちの良いものではないので、使用できないとのことであった。
そりゃ、そうだ!
申し訳ない!
一応、電動ノコギリは目の前から消える!
多分、戻ってこないだろうし、妻も同様で見つけたら大変なことになるだろう。
電動ノコギリを仲間に託した数日後のこと。
作業台を設営し、手動のノコギリで木材を切っていた時、接合してもらった人差し指をノコギリが間違って切っているのをスローモーションのように見てしまった。
一度目はノコギリを引いた時で少し時間が空いて出血してきたが、すでにノコギリは折り返しに入っていて押す時にもう一度同じ場所を切っていた。
この時点では人差し指に神経が無かったので、痛みは感じなかった。
「やばい、バンドエイド?」と考えるのと同時に、妻に見つかるとヤバイ!
止血のためと出血を隠すために、指を口で銜えて2階の薬箱を探しに。
2階に上がって行くと妻がテレビの前にいた!
薬箱は、テレビの下だ!
なんて間が悪いんだ…。