守神と大黒柱と示指?
Tape事業を隣から注意して見ると、高齢者が3~4名で作業をして、1名が若く電話及びメールを担当して1日そこから離れないようです。

あの作業だったら20%は効率アップできます。

「その他の作業は…」と主任が説明を進めている時、最初に検査課に行ったことを思い出していた。

H社はワールドワイドの会社で、本社が米国にあるので、コスト面の契約の多くは米国で契約される。

その契約の中では、倉庫の6Fに当社から社員を責任者として配置し、その配下で働く他のメンバーを調達して送り込み、家賃やシステム関連は先方での負担で請負している。

どんな倉庫にいるのか見てみようと検査課に行って見ることにした。

住所と電話番号を調べて、とにかく出かけた。

電話の相手先がメーカー名のHelp東京パーツセンターとなっている。

検査課という文字が無い?

「まあ、とにかく行ってみよう!」と地下鉄とモノレールに乗って倉庫街で降りて、目的の場所に行くと、大きな倉庫に軽トラックやバイク便、大型トラックがたくさんあった。

トラックプールが手前にある6階建ての倉庫の前で、丁度忙しい時間帯にきたみたいだ。

フォークリフトで、トラックからパレット単位で荷物を降ろし、検品エリアに運んで行く動作を繰り返している。

数台走っているのに衝突もせずに、コントロールされているのは素晴らしい。

だが、ここは目的の場所ではないようだ。

フォークリフトが止まったので、こちらから駆け寄って目的の場所を聞くと「一番上の6階です。

エレベータの前のノートに名前を書いて、バッチを付けてください」と案内された。

ノートに名前を書いて、バッチを付けてエレベータの上昇ボタンを押すと、しばらくしてエレベータが到着してドアが開いた。

荷物用のエレベータなので、10畳間くらいの広さがあるが乗ってもドアが閉まらない。
ブザーが鳴ってうるさい!

このエレベータを別なフロアで呼ぶ、呼び出しベルが鳴っていたのだ。

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