❁お前だけしか、好きにならない❁



その後は、どんなお店があるのか2人で、話しながら見て回った




「……そろそろ時間だな」




「えっ、もうそんな時間?じゃあ、宣伝頑張ろっか!」




私は那月くんとせっかく文化祭を回れることになった事が名残惜しかったけど、仕事が大切だから、素早く気持ちを切り替えた





よし、頑張ろ!





あっ、それより宣伝も一緒か!




考えただけでニヤける





遅くなると琴音達に悪いから急いで交代に向かう





琴音達に会うと





「お疲れ様、琴音!交代だよ?」





「ホント?じゃあ、休憩してくるね!疲れたー」





「あっ、千春くんと?」




「え!//」




もう、顔が赤くなっていて、バレバレだよ




いいね、両思いって




いつか、私も……なれたらいいな




そう思いながら宣伝係の役目を果たした




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