❁お前だけしか、好きにならない❁




☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..



誘ったはいいものも、全く何をするか考えていなかった




「どこいく?」




聞こうと思ったことを先に逢坂に聞かれた




「……どこ行きたい?」




「うーん、なんか昼ご飯食べたいな」




「……じゃあ、定番の焼きそばでいい?」




「うん!焼きそば大好き!」




逢坂も、焼きそば好きなんだ




焼きそばは、俺の結構好きな食べ物だったりする




趣味が合うと結構気分がいいもんだ




2人で焼きそばを売ってる所を探し始める




「あったよー!」




逢坂が先に見つける




そこは、つい最近まで喧嘩してた双子の姉の……誰だっけ?覚えてない





「萌南!焼きそば1つ下さい!」




そーだ、萌南って名前だ




「わあー、萌愛!来てくれたの?ありがと〜!美味しいよから出来立てのうちに食べてね!」




「うん!今すぐ食べるね!」




そういって、美味しそうに食べ始めた逢坂




「那月くんも、食べる?」




「……ちょーだい」




そう言うと、少し笑って俺に食べさせてくれた




それに俺はビックリした




「お、お前分かってやってんの///」




そう言うと、やっと気づいたのか




慌てだした逢坂




「……ふっ」




思わず笑ってしまった




表情がコロコロ変わる逢坂はホントに面白い




その後、2人で話しながら文化祭を、見て回った




俺にとって初めての2人で話すことでこの時間が終わらないといいって思った





そんな時間もすぐ終わることは当たり前のことで





「……そろそろ時間だな」





時計を見た俺はそう呟いた





すごく凄く名残惜しかったけど、仕事を
誰かにやらせるのは悪いと思う





きっと、逢坂は俺以上に押し付けることは絶対に悪いからしそうにない





「えっ、もうそんな時間?じゃあ、宣伝頑張ろっか!」





……ほら、やっぱり




逢坂は、人1倍責任感が強いからな





そんな事を思っていると宣伝をしていた
水沢達のところに着いていた





逢坂と水沢は、コソコソと何かを話してる
水沢は、いきなり顔を赤くした





どんな話をしてるんだ?




まあ、だいたいの予想はつくけどな




その後は、割と真面目に仕事を果たした




顔についてはスルーするけどな





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