❁お前だけしか、好きにならない❁
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誘ったはいいものも、全く何をするか考えていなかった
「どこいく?」
聞こうと思ったことを先に逢坂に聞かれた
「……どこ行きたい?」
「うーん、なんか昼ご飯食べたいな」
「……じゃあ、定番の焼きそばでいい?」
「うん!焼きそば大好き!」
逢坂も、焼きそば好きなんだ
焼きそばは、俺の結構好きな食べ物だったりする
趣味が合うと結構気分がいいもんだ
2人で焼きそばを売ってる所を探し始める
「あったよー!」
逢坂が先に見つける
そこは、つい最近まで喧嘩してた双子の姉の……誰だっけ?覚えてない
「萌南!焼きそば1つ下さい!」
そーだ、萌南って名前だ
「わあー、萌愛!来てくれたの?ありがと〜!美味しいよから出来立てのうちに食べてね!」
「うん!今すぐ食べるね!」
そういって、美味しそうに食べ始めた逢坂
「那月くんも、食べる?」
「……ちょーだい」
そう言うと、少し笑って俺に食べさせてくれた
それに俺はビックリした
「お、お前分かってやってんの///」
そう言うと、やっと気づいたのか
慌てだした逢坂
「……ふっ」
思わず笑ってしまった
表情がコロコロ変わる逢坂はホントに面白い
その後、2人で話しながら文化祭を、見て回った
俺にとって初めての2人で話すことでこの時間が終わらないといいって思った
そんな時間もすぐ終わることは当たり前のことで
「……そろそろ時間だな」
時計を見た俺はそう呟いた
すごく凄く名残惜しかったけど、仕事を
誰かにやらせるのは悪いと思う
きっと、逢坂は俺以上に押し付けることは絶対に悪いからしそうにない
「えっ、もうそんな時間?じゃあ、宣伝頑張ろっか!」
……ほら、やっぱり
逢坂は、人1倍責任感が強いからな
そんな事を思っていると宣伝をしていた
水沢達のところに着いていた
逢坂と水沢は、コソコソと何かを話してる
水沢は、いきなり顔を赤くした
どんな話をしてるんだ?
まあ、だいたいの予想はつくけどな
その後は、割と真面目に仕事を果たした
顔についてはスルーするけどな