❁お前だけしか、好きにならない❁




「リビングでするか」




「……へ!?///」




いきなり声を掛けられてビックリした私




何故か顔が赤くなる




「……あっ、わかった!」




リビングの真ん中にあるテーブルで勉強をすることになった



 
「……何の教科からする?あー、数学?」





何で……?




あっ、そっかー、前に教えてもらった時に数学苦手って言ったもんな私




私の事を覚えてもらえてることが嬉しかった




「うん、よろしくお願いします!」




「……ん//」




少し赤くなってる那月くん




可愛いー




じゃなくて、勉強!




「ここから教えて貰ってもいい?」




「あ、ああ」




そういって、この前と同じわかりやすい
説明で教えてくれた




那月くん先生よりわかりやすいなー




私だけが勉強を教えてもらえてるって思うと、凄く優越感があった




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