❁お前だけしか、好きにならない❁
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「ただいま〜」
「おかえりー、今日遅かったねー」
珍しく、私より萌南の方が帰るのが遅かった
「ホントに疲れたー、今日雑用任されちゃって大変だったー!萌愛助けてー!」
いきなり私に抱きついてくる萌南
「大丈夫?」
「全然!……てか、萌愛なんかいい事あった でしょ?」
双子だからか、萌南に見透かされた私
「え?何で分かるの?」
「うーん、双子だからかな?それで?何があったの?」
そう聞かれて、話さないわけにもいかず、
話すことにした
「え!ホントに!?じゃあ、夏祭りすっごく可愛くしなきゃね!私、メイクしてあげるからさ!」
萌南も琴音と同じように凄く嬉しそうに話す
何で皆嬉しそうなんだろう
凄く有難いから、良いんだけどさ
でも、いい思い出になるといいな