❁お前だけしか、好きにならない❁




「……大丈夫か?」




優しく、心配した声で聞いてきた人……




それは、那月くんだった





「元気ねーな、昨日楽しそうだったのに」





「それ、琴音にも言われた」





「……なんかあったら言えよ」




それだけ言って、自分の席へと戻って行った





私が悩んでる理由は、那月くんなのになー






< 53 / 152 >

この作品をシェア

pagetop