❁お前だけしか、好きにならない❁






「も、萌南!あの、あのね「萌愛ってホント酷いよねー!」




「向坂くんと仲良くてまあまあ、いい感じになってるのに私と協力するとか嘘ついて!」




「私は、そんなつもり無くて、まさかこんなことになるって思ってなかったから」




私たち双子がこんなにケンカしたこと無かったから、萌南が私を睨んでいると凄く怖くて、悲しくなってくる




「ごめんなさい!私、那月くん好きになっちゃったの、ごめんね!だから、やっぱり協力できない……」




頭を下げて謝った。だけど許してくれないみたいだった




「絶対許さない!」




そう言って萌南は部屋まで行ってしまった




< 62 / 152 >

この作品をシェア

pagetop