❁お前だけしか、好きにならない❁




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私は、文化祭実行委員の集まりがある会議室に来ている




会議室は、クラス事に座ることになっているらしい




私の席は……あった




隣の席にはもう誰か来ているみたいだ




「は、初めまして」




少し緊張ぎみに話しかけてみた





「あー、初めまして」




よく見ると那月くんみたいなイケメンだった




「あの、名前は?」




「あー、俺3組の篠崎 悠雅(シノザキユウガ)
お前は?」




「あっ、私は逢坂 萌愛です
宜しくお願いします!」





「ふーん、噂の萌愛ちゃんね!覚えた」





「私も、篠崎くんの事覚えたよ?」




フッと笑ってありがとうって言ってくれた





噂って何の噂だろう?いい噂だと良い
けど……




「はい、各クラス集まったので、始めます」




そう言われて、実行委員会が始まった




実行委員会の話は以外に長くて1時間かかった





「疲れたな」




「そうだねー」




でも、仕事は簡単そうな内容だったから
私でも出来そう





「萌愛ちゃん、家どの辺?」




「えっと、東町ですけど、どうして?」





「俺、家まで送ってくよ」




「いや、いいよ、悪いし遠回りになっちゃうだろうから」




遠回りになることはホントに申し訳ない




「大丈夫!近いし、とにかく行こー!」




なんか、篠崎くんチャラいなー




でも、有難く思わなくちゃ






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