うちのお姫様はお祓い様。
「、、、分かってたんですか?歳三(としぞう)さん。」
入口の方を振り向くと、会長が立っていた。
「まぁの。千里君、君にも話をしなければいけないね。
座りなさい。」
「失礼します。」
会長はそう言うと私の横に正座をした。
「澪、お前はな、知らないうちに千里君をお祓い様の婚約者にする契りを結んでしまったのじゃ。」
「ち、契り?そんなの結んだ覚えない!」
「お、僕もです。」
「はて、おかしいのぅ。
それじゃあ千里君。君の左腕を見せてみなさい。」
「、、、左腕、ですか?」
会長は不審そうに着ていた浴衣を左腕まであげる。
入口の方を振り向くと、会長が立っていた。
「まぁの。千里君、君にも話をしなければいけないね。
座りなさい。」
「失礼します。」
会長はそう言うと私の横に正座をした。
「澪、お前はな、知らないうちに千里君をお祓い様の婚約者にする契りを結んでしまったのじゃ。」
「ち、契り?そんなの結んだ覚えない!」
「お、僕もです。」
「はて、おかしいのぅ。
それじゃあ千里君。君の左腕を見せてみなさい。」
「、、、左腕、ですか?」
会長は不審そうに着ていた浴衣を左腕まであげる。