うちのお姫様はお祓い様。
リビングに戻ると会長は私と手を繋いだままソファーに腰掛けた。


そして、腰掛て早5分。お互い黙ったまま。気まずっ!
ということで話しかけてみることにする。


「あの、会長。どうしたんですか?」


「あぁ、ごめん。色々と考えてた。」


「色々、とは、、、?」


「聞きたいの?笑」


「あ、やっぱりいいです。遠慮しときます。」


「まずは、昨日安倍さんを護れなかったことに対する申し訳なさ。」


「、、、話すんですね。
その事はいいです。あれは、私の力不足でしたし。」


「いや、男として女の子護れないのはちょっとな。
あとは、契り?のこと。」


「あれは事故だったんです!///」


「え?」


「え?って、、、あれ会長からしてきましたよね?!」


会長は他愛ない話からいきなり私のブラックゾーンへと侵入してきた。


しかも、『え?俺なんかした?』みたいな顔で私のことみてるし!
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