うちのお姫様はお祓い様。
「澪、大丈夫か?無理はするな。」


「大丈夫、です。私は護りたいから。
家族も、雅姫も、、、。会長、あなたも。」


「、、、っ!」



何やら顔を赤くして固まってしまった支えてくれている会長から離れる。



「八百万の神々よ、我に力の封を解き放ち今全ての霊力を解放せよ!」


左手で印を組みながら、右手には小さい頃、お爺ちゃんの霊力を込めて作って貰った扇を持ち、舞い始める。
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