うちのお姫様はお祓い様。
そしてそのまますぐに澪を抱いて布団が敷かれてあった部屋に横たえる。



俺は、桜さんに進められ、儀式の衣装だった白装束を着替えて、お風呂を貸して貰った。



「あいつ、あそこまでして、、、」



お風呂で静かに独り言をぼそっと呟く。


昨日までは俺は普通の高校生だったのに、あれよあれよと澪に巻き込まれて、ついには婚約者にまでなっちまった。
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