うちのお姫様はお祓い様。
~千里side~

「スゥースゥー、、、」



俺が部屋を出て行ってすぐ、リビングには行かないで部屋を出てすぐの所に座っていた。


早く寝るようにLINEすると、案の定澪は具合が悪かったらしく、眠れなかったようだった。


そこで、若干圧をかけて寝るように言うと、おとなしく布団に入ったようで、すぐに寝息が聞こえてきた。



「やっと寝たのかよ。」



部屋に入ると、さっき眠っているときに見たときよりは顔色がいいが、喋るときに大丈夫そうに演技しているのは俺にはみえみえだった。


きっと弟にも俺にも心配かけまいとしてるんだろう。



「でもな、病人に無理させるほど俺も鬼じゃねーよ」

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