うちのお姫様はお祓い様。
「この鬼~!!!」



「ほほほ。まぁ澪。この事件が起きたきっかけをまた1から辿ってみると、何かとヒントが得られるかものう。」




お爺ちゃんは胸元から出した扇で口元を隠してそう言った。
いや、ニヤニヤしてるの見えてるもん。



まぁ多分お爺ちゃんはこの事件の犯人が誰かをもう知っているのだろう。



舐められるのは嫌だ。




「見ててください。絶対すぐにこんな事件解決してやりますから!!」





そう言い切ってお爺ちゃんの部屋を飛び出した。
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