うちのお姫様はお祓い様。
小林先生が完全に去って行ったのを見計らい、菖蒲が声をかけてきた。



「、、、すまん、澪。
わいがあいつが来るのに気付いとったら…」


「いいよ、菖蒲。全然大丈夫。
まぁ、いつかはこうなるように仕向けるつもりだったし。」


「仕向ける?何をやねん??」


「実は一昨日、これがあたしの家のポストに入ってたんだよね。」


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