うちのお姫様はお祓い様。
「今日は昼間遊びに来なかったね、柊。
何してたの?」



柊は私と手を繋ぎながらパトロールに付き合ってくれる



「そうなんだよ!
あのね、今日の昼間僕たちが見える人がいたんだ!」


「え、、、?」


柊の言葉に驚いていたところに、ちょうど人の声が聞こえてきた。


「てかさぁ~マジでいるわけ?妖怪!」

「いるわけないでしょバカじゃないの~?笑」

「いや、マジでいたんだって!鬼の妖怪!」

「お前さぁ、もう高校生だぜ?嘘もいい加減にしろよなぁ」



今の時間は深夜2時過ぎ。普通学生がいるはずがない



「澪!あの人だよ!僕のこと見てたんだ!」


「そっか、、、柊危ないから隠れてな。」
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