うちのお姫様はお祓い様。
「ふふ、大丈夫。じゃあ、柊。私からのお願い。
もし危ないことになったら、誰か呼んできてくれる?」


「うん!僕できる!」


「よし、良い子だね。じゃあ頼んだよ、柊!」



そう言うと柊はまたさらに強い力で私を抱きしめてニコニコして去って行った。

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