うちのお姫様はお祓い様。
不審に思い、本校社の職員室が見える窓から見ると、小林は自分の席にはいなかった。



「どこにいるの、、、んっ!」




そう呟いた瞬間、後ろから布のような物で口をふさがれ、両手首を掴まれ後ろに回された。



どんなに離れようとしても男の力には敵うはずがない。



「良い子に待ってたんだなぁ~、安倍。」


「ふああし…っ!!(小林っ)」



耳元で囁かれる声に背筋が凍り、鳥肌が立つ。
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