【完】私の甘い彼氏様
「美亜、行くぞ」
碧がくじを引いてその順番に並んで遂にその時が来てしまった…。
碧が私の手を引っ張る。
ちなみに私達の順番は12番目。
結構早め。
「碧…行きたくない…」
「美亜、俺がいるから大丈夫だって」
「でも…」
目の前にある林を見ていると行ってはいけない気がして、どうしても一歩を踏み出せない。
「みーあっ」
でももう、行くしかないっ!
決意していざ、林の中へ。
脅かしてくるのは、先生だから!
落ち着け、私。