【完】私の甘い彼氏様



「もちろんよ!」


「頑張ってね」




二人とも、本当に大好きだ。

ふたりのエールがあればいつもより何倍も頑張れる気がする。


だから、言えるんだ。

碧が好きだって。




「それで、一回引き受けちゃったのに本当に悪いんだけど…」


「ん?」




そう。

碧の誕生日に雛乙ちゃんとの勉強会の約束をしてしまっているのだ。


碧にプレゼントを渡して告白する。

だから、その日はなるべく予定ないほうがいいよね。




「勉強会の日にちが碧の誕生日に被ってるから改めてくれませんかっ?」




私って自分勝手…。


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