【完】私の甘い彼氏様




「お前ふざけんなよっ!」



“ドシッ”




私が向かっていた教室から怒鳴り声と人が倒れたような音が聞こえた。


今の声聞いたことある。

須賀先生の声…??

なに…?

なにが起きてるの?


教室には筆箱がある。

その筆箱がないと今日の課題が出来ない。


行きたくない。

でも行かないといけない。


私は自分で自分を奮い立たせて教室を覗いた。




うそ…でしょ…?





そこには…傷だらけの橋戸くんと、須賀先生がいた。


橋戸くんの傷は須賀先生がつけたものだったの!?


橋戸くんを助けないと!

私が足を踏み出そうとした時だった。


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