【完】私の甘い彼氏様
だから
「二人とも、もっと、もーっと独り占めしていいよ!それで、二人とも私が独り占めするっ!!」
二人ともっと仲良くなりたい。
知らないことがないっていうくらい、
いっぱい知って、
いっぱい話して、
いっぱい笑って、
時には涙したいと思うんだ。
二人だから思うんだ。
二人の幸せは私の幸せでもある。
だからきっと、私が幸せだったら、二人にも少しでもおすそ分け出来るんじゃないかな?
二人への日頃の恩返しを込めて、碧に告白。
ドキドキするけど、私は大丈夫。
信じてくれる友達がいる。
「じゃあ、遠慮なく?」
そう言って早紀ちゃんは私を抱き締める。
私も負けじと早紀ちゃんに抱きつく。
「あー!!ずるーい」
雛乙ちゃんも私と早紀ちゃんの間に乱入。
そして、三人で顔を見合わせて笑う。