【完】私の甘い彼氏様




「今日は帰りに駅前のカフェに行かない?」


「いくっ!」





それが碧のお願い?

そんなの私にとったらご褒美にしかならないよ!!


でも、碧は楽しくないよね…?





「碧のお願いはそれだけ?」



お願いってもっとやって欲しいこととか頼むものじゃないのかな~?




「うん…そうだけど…?」





そんなお願い山ほど聞くよっ!

っていうか、碧は私がずっとそこに行きたがってたの知ってるからやっぱり私の為にやってくれたのかな?

やっぱり碧は優しいなぁ…。



今から放課後が楽しみだっ!





「碧、ありがと」


「いや、いつも弁当作ってくれてるお礼だし」





やっぱり私の為だったんだ。

碧は本当に気遣いが出来る人。


そんな碧をみて自然と顔が綻んでいた。

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