【完】私の甘い彼氏様








玲音くんも早紀ちゃんと合流したらしく、二人で話している。

そして私の前には心配の色をみるからに浮かべた碧。





「美亜、大丈夫?」


「うん…ありがと…」




もう涙は引っ込んだ。
でも、碧を見てるとまた泣いちゃいそう。





「そこまで怖かったわけじゃないから」


「美亜にとっては日常茶飯事だもんな。」


「うん」


「でも、なんで泣いてたんだ?」


「碧が来て安心しちゃったのかも」





私が碧に笑いかけながら言うと照れたように笑って





「そう言う可愛いこと言うなよ。さっきも…」


「さっき?」





私なんか言った…?




「あと、今日の美亜可愛すぎだから…」




あーあもう、碧のせいで絶対顔真っ赤だよ…。

私、すごい碧が好き。
心からそう思う。

早紀ちゃん、ありがとう!




< 68 / 387 >

この作品をシェア

pagetop