【完】私の甘い彼氏様
「うっひゃー!すごい列ね」
私達は無事?水族館へ到着。
目の前には水族館目当ての長蛇の列…。
「うわぁ…。さすが都心の水族館だな」
「早紀ちゃんがチケットくれなかったらこれに並んでたんだね~」
玲音くんとか、絶対嫌そう。
見ただけでしかめっ面だもんね。
それに比べたら私と碧は気長な方かな。
「そうだな。たまには早紀も役立つじゃん」
「いっつも役立ってるわ!」
「そうか?そんなの見たことねー」
「は?あるでしょ?いつもよ、いつも」
そして、この二人はなぜ喧嘩をしているんだろう…?
「ちょっと、二人とも落ち着いて」
「美亜、どっちが悪いと思う?」
「美亜は俺の味方に決まってんだろ?」
「私の味方よ!」
私はどうしたら良いの…?
「美亜。」
困ってる私に救いの手。
「玲音くん!」
「あいつら置いてくぞ」
「えっ!?いいのかな?」
玲音くんは玲音くんでマイペースだったんだった…。