腹黒モテ娘の初恋 (仮)


そんな思考を一旦止め


黒板を見ると座席表が書いてあった


並び順は、出席番号通り



私は、一番左の前から二番目の席になった



景色を見るのは好きなので


窓側になるのは嬉しい


さっそく座り窓からの景色を見てみる



グラウンドがあり


さっき入ってきた正門も見える


あ、こっからも桜見えるんだ…


そう思いちょっと嬉しくなる


「君にぴったりだね」


あの人の声が頭に優しく響く──

< 21 / 31 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop