いつかあなたにこの思いを伝えられたら1年後
キーンコンカーコン

「おっはよー」

「おはよー」

「みくー、なにぼーっとしてんの?」

「あっ、ごめんごめん」

「顔がにやけてるよー、何?良いことあったの?」

「さぁ、どうでしょう?(笑)」

「まっ、いいや。あのさ今度の3連休どうすんの?」

「予定はいってまーす」

「あーね。わかりやすい顔してるねー!(笑)」

「彼氏とどっか行くの?」

「ううん、勉強教えて貰うの!」

「えっ?真面目だね(笑)」

「どこで?」

「先輩の家ー!!❤」

「それ大丈夫なの?」

「うん、多分。先輩一人暮らしだから」

「きおつけなよ」

「それでさ、りな!アリバイよろしくです‼」

「えっ?」

「親には言えないじゃん、先輩の家にいって泊まるって」

「「えっ?泊まるのー?」」

「え、うん。ふたりともどうしたの?」

「「いや、別に」」

「まーアリバイよろしく!!」

「うっ、うん」
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