激甘王子に溺愛されました
「千菜?!どうしたの……!」
ふらふらでソファに倒れ込んだ私に駆け寄るお母さん。
「あら〜……凄い熱ね……こんなんじゃ学校何て無理よね。とりあえず自分の部屋行って寝てなさい。学校に連絡するから」
────ブー ブー
ん……
スマホがうるさくて目覚めた
あれ、私どうやって寝たんだろう……
お母さんに「学校に連絡するから」と言われた後の記憶がない。
まだ体はだるいし寒気も凄い。