激甘王子に溺愛されました
亮太が振り向くとその後ろからちらっと見えるちいちゃん。
ちいちゃん……?え?なんで?亮太今「待ってたんだぞ」って言ったよな?え?わかんない。
俺もうダメかも。幻聴まで聞こえたし幻覚まで見えてる。
だってちいちゃんが今いる訳ない。
それに俺のことを待ってるなんてありえない。
「たか、つきくん……?」
いつの間にかちいちゃんが俺の目の前に来てた。
ちいちゃんがいる……。
現実だ。幻覚じゃない……。
俺のことを見上げてるちいちゃん。
それに初めて名前で呼ばれた……。
ちょっと俺今幸せすぎて混乱中。