激甘王子に溺愛されました




亮太が振り向くとその後ろからちらっと見えるちいちゃん。

ちいちゃん……?え?なんで?亮太今「待ってたんだぞ」って言ったよな?え?わかんない。
俺もうダメかも。幻聴まで聞こえたし幻覚まで見えてる。

だってちいちゃんが今いる訳ない。
それに俺のことを待ってるなんてありえない。



「たか、つきくん……?」



いつの間にかちいちゃんが俺の目の前に来てた。
ちいちゃんがいる……。
現実だ。幻覚じゃない……。


俺のことを見上げてるちいちゃん。
それに初めて名前で呼ばれた……。



ちょっと俺今幸せすぎて混乱中。




< 17 / 117 >

この作品をシェア

pagetop