激甘王子に溺愛されました
「……家、ここです」
学校から2駅。
一般的な普通の一軒家。
「狭いけどどうぞ」
そう言いながら家の中に入れてくれた。
あれ……?
ちいちゃんの家族留守なの?
「あ、今日お母さん出掛けてていないんです。」
「そうなの?!」
疑問に思ってたらそう言ったちいちゃん。
親がいないのに男入れるとかちいちゃん危険だよ……!
ちいちゃんにこれ以上警戒心持たれたくないし何もしないけど……。
そんなことを心の中で思ってるうちに部屋に案内された。
ちいちゃんって感じの部屋だ。
シンプルだけど女の子らしい。
「そんなにジロジロ見ないで下さい」
「あ、ごめん!」
無意識にちいちゃんの部屋をジロジロ見てしまってたらしい。
まあそりゃ好きな子の部屋だから仕方ない