激甘王子に溺愛されました
あっという間に勉強を始めてから2時間が経っていた。
普段勉強教えてって頼まれることは結構あるけどめんどくさくていつも断ってきた。
でもちいちゃんは勉強してる姿でさえ可愛いから何時間でもちいちゃんになら教えられる気がしてきた。
「そろそろ休憩する?」
俺がそう聞くと笑顔で頷くちいちゃん
可愛い。
「ちいちゃん可愛い。」
いつも通り無視された。
無視され続けるのは傷つくけど正直無視してるちいちゃんでさえ可愛いと思ってしまう。
自覚はちゃんとしてるけど俺かなりちいちゃんにハマってるみたい。
「ちいちゃんってなんで俺にいつも敬語なの?」
これは前から気になってた。
みんなには普通に話すのに俺にだけ敬語なんだ。
「距離置くためです。」
ハッキリ言われてしまった……
そこまで俺警戒されてんのかよ……。