激甘王子に溺愛されました




ゴロゴロゴロ ーーー!



怖いからなのか俺に近づくちいちゃん。
近いのは嬉しいけど……これ以上ちいちゃんから何かされたら俺限界。

本人は無意識なんだろうけど。



「大丈夫。俺いるからね。」


余裕あるように話す。


「うん…。そういえばお母さんとかは……?お仕事?」


「俺、一人暮らしみたいなもんなんだよね。」


「え……?」


「一応親とは一緒に住んでるけど共働きで忙しくて俺が学校行く時間に帰ってきたりとか出張とかしょっちゅうでさ。」


「そうなんだ……。」



小さい頃からだからもう慣れたし、寂しいとかは思わない。

それにこの年齢にもなれば自分でやれないことなんてほとんどないから特に困ることもない。



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