激甘王子に溺愛されました
「星那、ちゃーんとあの子のこと捕まえるんだよ!」
「あの子可愛いしすぐ取られちゃうよ?」
笑いながら言う。
確かに酷いことはされたけど、根はいい人なんだよな。
「ほらー、行った行った!私今日1人でいっぱい食べたい気分だから星那は帰ってくださーい」
って言ってメニューを見ながらどれにしようか悩んでるほの。
「じゃあ……元気でな。」
「言われなくても!そっちこそ千菜ちゃんとお幸せにね!」
もう泣いてたほのではなく笑顔に戻った。
ちいちゃんに会いたい。
だけど……今日会いに行ったってちいちゃんにとっては迷惑だろうし、明日ちゃんと伝えよう。