激甘王子に溺愛されました
気付いた気持ち
うっわ……雨やば……。
お店の外に出ると来た時よりも強くなってる雨
雷の日、ちいちゃん可愛かったな……
ついニヤけてしまう。
帰り道、ずっとちいちゃんのことを考えてた。
ちいちゃん不足すぎて俺倒れそう。
はぁ……
ちいちゃんに会いたい。
────え……?
ちいちゃん……?
家が見えるところまで来たけど雨で視界を邪魔されてよく見えない。
……会いたすぎて幻覚みてんのかな俺。
ちいちゃんが俺の家の前にいる理由なんてないし、こんな雨の中待ってるなんてありえない。