激甘王子に溺愛されました




ずっとこのまま抱きしめていたかったけど、ふと時計を見ると22時を指していた。




ちいちゃんの親心配しちゃうだろうし帰らせなきゃだよな……。



でも体冷えてるし濡れてるし、とりあえず着替えさせなきゃ。



「ちいちゃん、抱きしめてたいけどちいちゃんの親御さん心配しちゃうから着替えて帰ろう?送ってくから。」


ぶかぶかだけどとりあえず俺の服を貸す。



雨結構降ってるし、また体冷えるといけないから家の執事に車出してもらうか……。


このまま泊めちゃいたいけどさすがにそれは俺の理性も危ないし、ちゃんと家に返さなきゃ親御さんにも良い印象与えないしな。




< 99 / 117 >

この作品をシェア

pagetop