私に甘甘不良君


「さっき僕がなんて言ったかわすれたわけじゃないだろう?」


山内は

そう言いながら

私の制服のブラウスの

ボタンを外してきた。


「嫌。やめて。」


そう言って暴れるが

やはり、男の力に敵うわけもない。

次々にボタンを外されていく。


「俺の女になるって言え。」

黒髪に言われる。

自分がどんな状況に置かれているのか

は理解しているつもり。

マジで鬱陶しくて

気持ち悪くて

吐き気がするけどしょうがない。
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