私に甘甘不良君


「ダメだよ。君は、僕と離れられないんだ。」

「どうしたら、付き合ってくれる?」

「僕は、こんなに愛してるのに。」


そんなことを言いながら、


私に近寄ってくる

山内。

壁と私の背中の距離がなくなり、


顔の横に手、

要するに壁ドン。

もう片方の手で

私の両手を壁に押さえつけた。
< 8 / 26 >

この作品をシェア

pagetop