春に恋をする
とは言ったものの、、
とても大きい高校なので早速迷いました。
16歳にして迷子です。
さぁ困ったものだと思い、ウロウロしていると中庭があった。
「綺麗…」
そこにはつい見入ってしまうほどに綺麗な大きな桜の木が風に吹かれてたっていた。
なんだかドキドキした。
「すっげぇ綺麗…」
気付くと横で声がした。
見てみると知らない男の子が私と同じように桜の木を見つめていた。
彼がこちらを向く。
目が合う。
時が止まったみたいだった。すごく長い時間に感じられた。
彼はゆっくりと私の頭に手を伸ばす。
反射でよけてしまう私。
「あ、ごめん…桜ついてた」
とってくれようとしたのか。
悪い態度とっちゃったな。
「ありがとう…。」
「おう、じゃあもう行くわ」
行っちゃう、まって。
「まって!」
「どうした?」
「入学式の会場ってどこですか…」
とても大きい高校なので早速迷いました。
16歳にして迷子です。
さぁ困ったものだと思い、ウロウロしていると中庭があった。
「綺麗…」
そこにはつい見入ってしまうほどに綺麗な大きな桜の木が風に吹かれてたっていた。
なんだかドキドキした。
「すっげぇ綺麗…」
気付くと横で声がした。
見てみると知らない男の子が私と同じように桜の木を見つめていた。
彼がこちらを向く。
目が合う。
時が止まったみたいだった。すごく長い時間に感じられた。
彼はゆっくりと私の頭に手を伸ばす。
反射でよけてしまう私。
「あ、ごめん…桜ついてた」
とってくれようとしたのか。
悪い態度とっちゃったな。
「ありがとう…。」
「おう、じゃあもう行くわ」
行っちゃう、まって。
「まって!」
「どうした?」
「入学式の会場ってどこですか…」