虹色~world~


【〇〇駅~〇〇駅~】


「もう、着いたのか」


パチっと目を開けて、周りを見渡す。

時刻は8:15



うん。まだ、間に合うな。



少し急ぎ足で、学校方面へ進むと、


同じ制服を着た人がちらほら歩いている。


だが、その人たちも早歩きで急いでいるようだ。


やはり、
明日は、もっと早く来よう。




重いものをもって走るのは文化系の僕にはきつい。



学校が見え始めてきた。


そのおかげで、肩の荷がフッと降りた気がする。


高校生活の始まりか...。


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