虹色~world~
体育館に着いて、前の方の空いてる席に座った。
色々な中学校から集まっているせいで、知ってる人が皆いないようだ。
そのおかげであまり、ザワザワとしてない。
先生「えー、では入学式を始めます。
まずは、校長先生、よろしくお願いします」
だるそうな先生がマイクを校長に手渡した。
校長「この度は、この学校_____....、、、.....
これで、終わります」
先生「次は、新入生代表です。
雨野 空。あいさつをよろしく」
は?
僕!?
聞かされてないよ?
そういえば、母さんが「試験、学年1位だったわよ~」とかいってたような...
即興で話せと...。
はぁ。
席から立ち、先生のとまで行ってマイクを受け取った。
「先輩方、先生方。僕達新入生のご入学をお祝いしてくれてありがとうございます。
僕達はこの速水高校に入学できとても嬉しく思います。
わからない事、困っている時は先生方、先輩方のお力を貸していただけると嬉しく思います。
自分で、出来ることは精一杯やり、
出来ないところは出来るまでやる。
それを目標として、頑張っていきたいと思いますと思います_____。
以上です。ありがとうございました。」
ふぅ...なんとかできた。
体育館に飾ってある看板
「自分で、出来ることは精一杯やり、
出来ないところは出来るまでやる。」
があって良かった...。
体育館に入る時に、この看板は目に入っていた。
観察能力がここに来て役立つとは...な。
ステージに用意してある椅子に座っていいらしく、そこに座り入学式が終わるのを過ごした。
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