虹色~world~



__________中学校卒業後




「し、失礼します」



先生「久しぶり。空くん...大きくなったねえ。中性の顔から、男の顔になっちゃって」


「あはは。冗談言わないでください。僕は元から男の顔ですよ?」


先生「そうかね?...美しいからイケメンに変わっているよ」


「はぁ...で、何の用でしょうか?」


先生「空くんはまだ、絵は書いているかい?」


「...全く」


先生「そうか...もう一度絵を書「やりませんよ」......なぜだ?」


「絵を書くのは好きです。でも...中学校でわかったんですよ。色々な色が見えてる子とは差が付く。それも大きな差です」



先生「もう...色の事は諦めるのか?」


「...一応」


先生「空くん...。1回でいいからさ、高校で芸術部に入ってくれないか?」


「さっきも言いましたが無理です」


先生「1年だけでいいから!この通りだ!」


先生が頭を下げてきた。

色々無茶をいう先生だったがこんな真剣な姿には見たことない。


「っ!....一年だけな「本当か!?」...は、はい」


先生「なら、このセットをあげよう!」




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