純愛小説家
三嶋のすべてを焼きつけるように。

俺のすべてを、三嶋に焼きつけるように。


「…ッ」


とにかく激しく。
俺は三嶋を抱いた。





──

お互い何度、求め合ったんだろう。

気がつけば、すっかり陽が落ちていて。


「…ひかり。平気…?」


隣で目を閉じている三嶋に、声をかける。

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